「外資系のFinance職に転職したいけど、どんな資格を取ればいいんだろう…」

そんな悩みを持ったまま、日系企業でFP&Aを続けていた時期が私にもありました。

この記事では、ACCAとは何か・なぜ社会人に向いているのかを、実際に働きながら6科目合格した経験をもとに解説します。


ACCAとは?30秒で理解する

ACCA(Association of Chartered Certified Accountants) イギリス発祥・世界180カ国以上で通用する国際会計士資格です。

日本の公認会計士との違いを一言で言うと:

比較項目 日本の公認会計士 ACCA
適用基準 日本基準・J-GAAP IFRS(国際会計基準)
通用エリア 主に国内 世界180カ国以上
試験方式 年2回(短答式)年1回(論文式)・一発勝負 年4回・科目合格制
外資系評価 〇 ただし英語力必要 ◎ 即戦力として評価される
社会人向き △ 専業受験が現実的 ◎ 働きながら取得可能

外資系Finance転職を目指すなら、ACCAは「最短距離の資格」と言えます。


社会人がACCAを選ぶ3つの理由

理由① 科目合格制で、自分のペースで進められる

ACCA 全13科目の構成

[ Applied Knowledge ]   3科目  ← まずここから
          ↓
[ Applied Skills ]      6科目  ← 実務直結の核心
          ↓
[ Strategic Professional ] 4科目  ← 上級・選択制
  • 13科目中9科目合格でPart Qualified(一定の評価)認定
  • Applied Skillsまでは一度合格した科目は永久有効(期限切れなし)
  • Strategic Professionalも最初の科目を合格してから7年間は有効
  • 1科目ずつ年4回(3, 6, 9, 12月)受験できるので、仕事の繁忙期を避けて計画できる

私は均して週15〜20時間程の学習で、約2年弱をかけて6科目を合格。 「今月は残業が多い」という時は学習量を減らし、余裕のある月に集中する—そのコントロールができるのが最大の強みです。


理由② 在宅受験・年4回で、チャンスが多い

  • 試験回数:3月・6月・9月・12月の年4回
  • 受験形式:自宅やオフィスからオンライン受験が可能
  • 不合格でも:次の試験まで最短3ヶ月でリトライできる

日本の公認会計士試験が年2回(担当式)、年1回(論文式)であることを考えると、この機会の多さは社会人にとって大きなアドバンテージです。


理由③ 外資系Finance転職で、直接評価される

外資系企業のFinance部門では、IFRS or USGAAPベースの会計処理が当たり前。 ACCAの学習内容はそのまま業務に直結するため、採用担当者からの評価が高いです。

実際に私は、日系企業でのキャリアしかなかった状態から、ACCA取得をきっかけに外資系Finance部門への転職を成功させています。

「面接でACCAを持っていると伝えたら、IFRSの理解度について具体的な質問が来た。日本の資格だけでは、その会話自体が生まれなかったと思う」


難易度・費用・期間の現実

難易度

レベル 代表科目 難易度感
Applied Knowledge FA・BT・MA 簿記2級レベル
Applied Skills FR・TX・AA・LW・PM・FM 公認会計士試験の入口レベル
Strategic Professional SBR・SBL他 知識を基にした高度な応用・判断力が必要

勉強開始当時、経理業務は未経験の状態でゼロからスタートした私でもFAから始めて合格できました。 ただし週15時間以上の継続的な学習時間の確保が現実的な最低ラインです。

費用(目安)

項目 概算
年会費 約30,000円/年 (2026年のACCA student annual feeは£140)
受験料(1科目) 約33,000円~40,000円 (2026年のApplied Skills exam feeは£155)
教材費(1科目) 約15,000円 (BPP Learning media FR coursebook + exam practice kitの場合)
合計(全科目合格まで) 約80万円~120万円

日本の公認会計士試験と比べても、費用効率 & 時間対効果は高めです。


まとめ:ACCAはこんな人に向いている

  • ✅ 外資系経理・Finance・FP&A職への転職を目指している
  • ✅ 働きながら、自分のペースで資格を取りたい
  • ✅ IFRSを体系的に学びたい
  • ✅ 英語力とFinance知識を同時に鍛えたい
  • ✅ 日本のCPAより費用効率を上げてキャリアアップしたい

ACCAは「楽な資格」ではありません。ただ、社会人が外資系Financeを目指す上で、これほどコストパフォーマンスの高い選択肢はないというのが、6科目合格を取得した今の正直な感想です。

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